「最後の晩餐」

「最後の晩餐」と言えばレオナルド・ダ・ヴィンチのものとだけ思っていた。それは大きな間違いだと知ったのはイタリア旅行でお世話になったフィレンツェ観光ガイド 片庭(カタニワ)みめさんと知り合う事が出来たがらだ。キリストが十字架に架けられる前の晩に弟子たちとかわした儀式の事。それぐらいは知っていた私だが、まさかフィレンツェにこれだけたくさんの最後の晩餐の壁画フレスコ画が存在するとは思ってもいなかった。美術館はもうたくさんだから、別の美術が見たいとリクエストした私達を片庭さんはこのテーマ「最後の晩餐」を見ながら学ぶフィレンツェの歴史とルネッサンス美術の発展という一日観光コースをオーガナイズしてくれた。サンタクローチェ教会の中にあるフィレンツェで現存する一番古い最後の晩餐ア ンニョロ.ダッディのフレスコ画から始まり、カスターニョ、アンドレア・デル・サルト。。。横文字を並べられると弱い私だが、片庭さんの案内は、古い順に 見せてくれ、時代の返還によってどの様に,描写の仕方、絵の具の変化、遠近法のとらえ方が変わってきたのかというのを、順序を追って説明してくれた。退屈 な美術の教授の授業か。。。とちょっと不安だった私たちは彼女の変化のとんだ表現、時々ユーモラスな話をして当時の画家たちのスキャンダラスな話や、日常 の悪い癖等を取り込んで展開していってくれたおかげで、一 日でルネッサンスの画家たちに大変な親近感を持てただけでなく、ルネッサンスの本当の意味を理解することができた気がする。これもガイド片庭(カタニワ) サンのスキルの賜物である。イタリアで有名美術館を訪れるのもいいが、是非このようなテーマに沿った観光コースを片庭さんにリクエストしてみては?

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